7/27 黙示録

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◎図書館で借りた『黙示録』池上永一(著)を読了。正直、前半から真ん中あたりまでは、相変わらずのコミック展開とデジャブ感満載でチマチマと読み進めていたのだが、後半主人公が没落してからの流れは、かなり作家の集中力を感じ思わず読み続ける。

また作中で玉城朝薫が登場しているが、地元に墓があることは「道路標識」で知っていたが、改めて調べてみると、前田トンネルの上に見えている白いものがそれであることを知る。知らずに下を通っていたわけだ。

ちょうど県内新聞のニュースとして、久高島イザイホー中止の記事が掲載されていた。作品の時代でも儀式が怪しくなりつつあるように書かれていたが、それでも300年は維持されてきたことなる。

ただ最後にこのタイトル『黙示録』は内容に対して適切なのかという疑問は残る。