◎インガルス一家の物語1、2である『大きな森の小さな家』、『大草原の小さな家』を読み終わる。読んでの感想としては、まず米国開拓者のたくましさには舌を巻く。アウトドアやログハウス、そして自給自足に興味のある方は一読の価値あり。なにしろお父さんはひとりでログハウスを建ててしまう。
また、開拓中とあって当然、一家は豊かでない。それは文中でも「とうもろこしの芯にハンカチを巻いたお人形」や姉妹に1つのカップしかなかったエピソードで伺える。後にクリスマスプレゼントで姉妹は1つずつカップを持てることになる。
そういった中で子供に身支度をきちんとさせることや、しつけが厳しく行われているところに英国流の文化なのだろうが、なかなか凄い。
ただ悲しいかな。あまりにもTV版のイメージが残っていて、読んでいて特にローラーは俳優を思い浮かべてしまう。逆にお父さんはヒゲもじゃでTV版とはイメージが違う。
文中でお母さんは色々な料理を作っている。英語であるが「大草原の小さな家」レシピが掲載されているサイトがある。自分はJohnny Cakes = Cornbreadと思っていたがそうでないことが分かった。
Little House on the Prairie Recipes
http://www.laurasprairiehouse.com/recipes/index.html