◎自動巻き時計用のワインディングマシン(リワインダー)の調子が悪く、今年の1月に修理したが、またも調子が悪い。
先日の修理でプーリー用ベルトを輪ゴムに交換したのだが、交換当初は正常に動作しても、だんだん輪ゴムが粘ってきて抵抗が増すのか動かなくなる。
そこでプーリー用ベルトの代替品としてバンドー化学「バンコード丸ベルト」という製品があり、それをヤフオクで落札し、ようやくものが届いたのでプーリー用ベルトを自作する。
値段はΦ1.5×1mで〆て435円かかるが、まあ、これは地方だとしょうがない。東急ハンズやジョイフル本田辺りでも、このサイズは必ず置いてある製品ではないようだし...
このバンコード丸ベルトは適当な長さに切り、両端を熱融着することでベルトを作ることができる。昔のカセットデッキなどベルトが使われている製品の修理に重宝されているようだ。
プーリー間の長さは100mmだったので95mm、98mm、100mmと3本ベルトを作ってみる。このなかでは意外なことに100mmが最適だった。95mmだとコードの圧着度が高いのか、モータが動かない。
熱融着するときは、当たり前だが直線状態でないとうまく接着できない。自分はセロテープで仮止めして、半田ゴテを使った。
追記:ウレタンコードで検索すると上記以外の製品を知ることができる。