◎先日、書店で『歩いてみよう! おきなわ軽便鉄道マップ』を見かけ手にとる。
現状では沖縄県内にはゆいレールしかないが、戦前は様々な路線が存在しており、この本は軽便鉄道と呼ばれる沖縄県営鉄道の紹介本。
与那原線、嘉手納線、糸満線と路線があったのだが、なかでも近所を通る嘉手納線に関しては興味深い。城間駅は現ピザハウス向かいのGS辺りであったり、牧港の辺りでは、日頃通る道の脇道が軌道跡であったりと、発見が多い。
戦後、米国の統治により廃止されてしまうが、この路線が存続し整備されていれば、その後の沖縄の交通事情や住宅事情も今とは違った発展を遂げていただろう。
車中心の交通整備を行ったのは、九州地区でのワースト上位を独占していることでわかるように失敗だし、モノレールは整備費用から見ても、その選択は失敗だったのは明らかだ。
個人的にはキャンプキンザー返還時に、LRTの軌道を確保して、那覇~宜野湾コンペンション~北谷とか考えて欲しいと思う。