10/6 デジタルウォッチのバネ

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◎デジタルウォッチの電池交換を自分ですると、モジュールから「バネ」が飛び出ている。これは圧電ブザーに必要なパーツなので、無くすとアラームなど音が出なくなる。
結構注意して扱っていても、何かの拍子で、このバネが飛んで、はい。さようならというケースがある。

このバネだが、製作そのものは簡単だが、材料の線径0.1mm程度のワイヤーが入手できない。昔ホームセンターで調べたところ買える一番細いワイヤー(針金)は線径0.24mmまで。物は試しと0.24mmを巻いてみたが全然太く駄目駄目だった。

ホビー用で「SK-77 超極細線0.1mm(5.0m巻き)銅線シルバーメッキ仕上げ」が500円であるが、さすがにあのバネに、この長さと金額はないよなと思う。
で、前からこれはと思っていたのが、針の糸通しに使われているワイヤー。ここでの糸通しは、100均で3個組みとかで売られている本体がアルミ箔ぽく、そこからワイヤーが出ているチープなやつ。使っていた糸通しが壊れたので、後々の検証のため切れたワイヤーを保管しておいた。

先日、ジャンクのデジタルウォッチを落札したのだが、案の定、バネが入っていないものが含まれていた。そこで保管していたワイヤーをピンに巻き付けバネを作ってみる。きれいに巻くには、ワイヤーの長さが不足気味だが、線径は0.1mmぐらいなのでいい感じ。作ったバネを、モジュール内に収め、テストすると無事音が出て作業終了。

糸通しは100均で簡単に手に入るので、どうしてもバネが見つからない場合は、こうして自作するのも手だろう。