◎高麗人参茶を渡した母親から、便がゆるくなったと言われる。調べてみると高麗人参茶の薬効成分であるサポニンの副作用として嘔吐、下痢、胃腸炎、溶血があるようだ。ただ東洋医学では、むしろその症状は(程度によるが)「好転反応」と捉えるようだ。
サポニンはキキョウの根、ゴボウの皮にも含まれている。となると漢方の桔梗湯同様にゴボウ茶なんかも喉の痛みに効くということか? と、さらに調べてみるとゴボウの種子は「浮腫、咽頭痛、解毒に用いられている」とある。
夕方、ニュースを読んでいたら「水虫に効くナマコ靴下」の話が出ていた。この話を読み進めるとなかなか興味深い話となっている。以下引用。「ナマコ漁師が煮汁に足を入れていたら水虫が治ったらしい......。(中略)ナマコの煮汁から抽出されるサポニンに抗菌作用があることを確認した」
むう、サポニンって凄いな。となると水虫治療にごぼう茶で足を洗ったり、ナマコの煮汁でうがいするってこともありというわけだ(笑)。