◎今年になってGoogleより、このブログは「モバイル ユーザビリティ上の問題が検出されました」と怒られていたのであった。
ちょうどMovable Type 6.1.1のアナウンスもあったのでアップグレード作業を行う。これまで5.1.7だったので、レスポンシブWebデザインを使うには5.2.x系以上にする必要がある。今回は最新版であるMT 6.1.1を適用した。
ただ準備の途中、データベースがらみで悩むことになる。というのは6.1.1ダウンロード後、6.xのドキュメントを読むと、サーバー側の要件としてMySQL必須となっている。
このブログを置いているさくらインターネットのライトプランだと、MySQLはサポートされていない。
では6.x系は諦めて5.2.13にするかと、ドキュメントをチェックすると、こちらでもMySQL必須となっている。さらに「Movable Type 5.2.xは2014年9月30日(火)をもちましてテクニカルサポートが終了(EOM)しました」と書いてある。
これまで5.1.7でSQliteを利用していたのだが、調べてみるとMT5以降はずっと「SQliteはサポート外」であることを知る。それでも5.1.7で使えていたように、6.x系でもSQliteを使っているユーザーがいることが分かり、データベースはSQlite利用で行くことにする。普通にMT内でSQL文が使われているなら大丈夫と信じよう。SQliteだと大規模なサイトに対応できず、数百あるエントリーを一気に消去とかやるとエラーが出るようだ。
日曜の午後から作業を始める。だがサーバー内で他に帯域を使っているユーザーがいるのか、ftpのアップロードでエラーが続出でストレスが溜まる。日を変えて作業しようと日曜は作業中止。日を変えて作業するとサクッと終わる。
とりあえずアップグレード作業は無事終了。続いて新たなダッシュボードより、レスポンシブWEBデザインテーマとして用意されている「Rainier 1.2」を適用。
Rainierはドキュメントによれば「Media Queries (CSS) を利用したマルチデバイス対応のテーマです。PC、スマートフォン、タブレットなどのサイズを検知して、最適なデザイン表示を行います」と解説されている。この名称ってMT Rainierにかけているんだろうな。
再構築後、モバイル フレンドリー テストを実行し、ようやくGoogleよりOKをもらう。
http://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/
これまで3カラムだったのものが、2カラム(大、小)に変更される。タブレットなど解像度が低い場合、大の1カラム、続いて小の1カラムと表示される。
続いてカバー画像を変更。以下のドキュメントが参考になる。画像はカットされ、あとグラデーションがかかるので、それを見越したデータにする必要がある。このブログだと、最初にアップロードした画像だとクマノミの顔が切れてしまった。
Rainierのカバー画像を自分の好きな写真に変えてみよう
http://www.movabletype.jp/blog/rainier-cover.html