◎ここ最近で読んだ本のメモ。
槐(エンジュ) 月村了衛(著)
天に星 地に花 帚木蓬生(著)
黄金旅風 飯嶋和一(著)
『槐』は機龍警察シリーズの著者でもある月村了衛氏の作品。構成はありえねー(笑)けど、読ませてしまうのは流石。先生「槐」の軽口は作者が楽しんで書いている感を受ける。
『天に星 地に花』は江戸時代の久留米藩における話。料理の話が出てくるが鶏、鴨、猪、鹿などは普通に食べていたのがわかる。こちらで出てくる有馬家は、肥前有馬のキリシタン大名の有馬晴信の有馬家とは関係ない。
『黄金旅風』は江戸寛永年間の話だが、天文学を駆使した航海術が使われており、中国どころかタイやマレーシアまで進出している。前に読んだ江戸末期の「お伊勢ものがたり 親子三代道中記」で描かれる道中記とは別次元。
◎母親と電話で話したら姪っ子が推薦で大学受かったらしい。お祝いあげないとな。