◎eBayで入手した「USBライター」(ダイソーでも手に入る)だが、五十肩の治療でせんねん灸に火をつけるには最高のグッズ。
灸は煙が出るので、ベランダて使っているのだが、風が強い時でも着火出来るので非常に便利。
ただ欠点もあり、まず何の前触れもなく電池切れとなる。さらに最大の欠点がたいして使っていないのに電熱線が焼き切れてしまうこと。
我が家のUSBライターも150回ほどで電熱線が焼き切れ、LEDが虚しく光るのみ。
分解してみると確かに電熱線が切れている。eBayでこのパーツ単品売りはみかけない。Amazonでは見かけたが380円では買う意味がない。
このライターはeBayで2つ追加注文してあるが、当分届かない。
新品が届いても、いずれ電熱線は切れまくるだろうから、長く使い続けれるように交換可能なように修理してみる。またニクロム線だと半田付けというわけにいかないので、圧着での固定で考えてみた。
今回、近所のホームセンターで以下を購入。合計340円也。
ニクロム線(0.28mm×5m) 216円
超低頭小ねじ(M2x2)6個入り 124円
やった作業はこんな感じ。
オリジナルの電熱線を除去。
ステンレス板と電熱線を留めているハトメを1.5mmのドリル歯で除去。
除去した穴に2mmのドリル歯を深さ0.5mm程度まで入れて広げる。
ハトメの代わりに超低頭小ねじでステンレス板を締めて固定できるか確認。
ニクロム線で4mm程度の円を3巻き、この円を中心として左右1.5cmほどの「腕」部分をつくる。巻くのは精密ドライバーの軸を利用。
タバコであれば4mmでなくもう少し大きいほうがいいと思う。この辺は色々試作するしかないし、巻き方も工夫できそう。一応、オリジナルの巻きも作ってみた。治具を作れば量産できそう(笑。
超低頭小ねじをゆるめ、ニクロム線の腕部分をS字になるように引っ掛ける。そして不要な部分をカット。
超低頭小ねじを締めることでニクロム線とステンレス板が固定される。このときステンレス板が正しい位置にあるかをチェック。注意しないとショートする。
これで今後ニクロム線が焼き切れても、ネジを緩めて交換すればいいことになる。組み立て直して作業終了。
問題はこのニクロム線がどの程度もつか。とりあえず30回ほど使ってみたが、まだ焼き切れていない。