4/28 中華BTレシーバー分解

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◎eBayで買ってみた中華BTレシーバーだが、モノラルでBT V5.0でもないので、返品申請していたのだが、無事、全額返金、返送無しで終了する。

合法的に所有物となったので、早速分解してみる。軽くカッターの歯を入れるだけで開く。端の部分で噛み合わせるようになっている。

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まず基板の型番はこうなっている。
XL-IN139-AC6919A-V2.0 2018-05-23

他サイトでみたダイソー300円BTイヤホンはこの品番。
XL-165-AC6919A V2.0A 2018.6.15

搭載されているリチウムイオン電池は表記がなく、自分がサイズを計測した感じだと"031020"。ダイソーのものは"401120"と表記されている。どちらも販売されている型式。中華で頼んでも300円はするから、ダイソー300円BTイヤホンは電池代として価値がある。

搭載されているチップの品番。
JieLi Technology AC6919A

BT V4.1対応。中華サイトではJL AC6919藍牙単耳という表記をみかけた。
どうもAC6919系列には色々あり、AC6919AでなくAC6919CならBT V5.0対応。

検索してみるとロシアのアマチュア無線の会議室に、回路図が掲載され14番 L+、13番 R+となっている。

さらに調べると国内での記事と回路図を発見。
https://note.com/tomorrow56/n/na2f2d980def0

さてどちらが正しいのか自分で調べてみると、14番はジャックのLRともに導通。13番はGで導通。つまり国内情報のほうが正しいことがわかる。
ただ細かいことを言えばLR出力されているので、L+、L-でなくAudio+、Audio-かな。

仮にロシアの会議室が言うように、LRの出力があったとして、ステレオ用ジャックが搭載されていて、それをわざわざモノラルにする意味がわからなかったが、やはりチップがモノラル対応ということで納得する。仮にステレオだったら、誰かがすぐ改造しているものな。