8/17 アーロンチェアーメンテナンスその1

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◎アーロンチェアーをもう20年近く使っている。そのためもうボロボロ。
まず最初にランバーサポートが破壊。続いて座面に破けが発生。そのまま使っていたら、座面の下にあるワイヤーなどを隠しているプラスチック製のチルトカバーが破損。

こうなっても座れるので、とりあえず補修パーツをチマチマとネットで入手していた。

さらに最近、ガスシリンダーがガス抜けで予期せぬタイミングでガタッと落ちるようになってしまった。

これは結構ストレスになるので、交換用ガスシリンダーをAliで注文したおいたのが届いたので、一気にメンテナンスする。

今回、交換予定だったパーツは以下の通り。ランバーサポートは自分は不要なので対象外。

ガスシリンダー
チルトカバー
座面
バナナクッション(座先端クッション)

ガスシリンダーに関してはアーロンチェアー用をわざわざ買う必要はないハズ。
というのは色々調べてみると、ガスシリンダーそのものは汎用パーツで規格があるようだ。そこでサイズが合いそうな全長39cmのものを注文。

チルトカバーは某オクで中古を入手。

座面は5年ほど前にネットショップで中古で入手した記憶がある。

バナナクッションはeBayで入手。

パーツとしては、座面とチルトカバーの入手が一番難しいかと思われる。

まずは座面部分を椅子から取り外す。
続いてチルトカバーの破片を取り除き、高さ調整パーツを取り外す。
するとガスシリンダーの先端部分がでてくる。
差し込まれているだけなので、ハンマーで叩けば取れる...

これが全然駄目orz 潤滑剤吹いてソケットレンチ入れてハンマーで叩いても、びくともしない。マンションなので、あまりガンガンやるわけにもいかない。

ということでガスシリンダーの交換は保留。チルトカバーはまた外すことになるので取り付けず。

出来る作業ということで、座面とバナナクッションを交換することにする。
アーロンチェアーのシート部分はフレームと座面で構成されている。
座面はメッシュ部分。フレームとはトルクス(T15)の木ネジで留められている。

で、木ネジを緩め、新しい座面を入れ、再度木ネジを締めればOK...

なのだが、この新しい座面を入れるのが至難の業。4時間ほど手で入れようと作業したが補助工具無しでは無理と判断して作業中止。

ホームセンターでクランプ2個と木ネジを購入し作業再開。

まずは古いバナナクッションを除去。脱脂して新しいバナナクッションを両面テープで固定。これは座面が無いので簡単な作業だが、つけたまま外すのは、それなりに大変そうだが、それでも絶対に外さないほうがいいだろう。

IMG_7722.jpg

座面のネジ止めだが、ネットだと後ろを止めて、あとは左右交互にネジを締めていくという情報もあったが無理。難関は曲がっている右奥、左奥の角。

自分がした作業はこんな感じ。
右の大部分(先端部をのぞく)を留める。
左側をクランプでフレーム側に引き寄せて伸ばす。
左奥、左手前とクランプで締め、ネジ止めしながら入れていく。
後側を留める
最後、手前側を入れていく。

IMG_7723.jpg

試行錯誤の末、だいたい5時間ほどかかり作業終了。木ネジはオリジナルにこだわらず、きちんと効くものを使うことが大事。

ということで、気力が萎えたのでガスシリンダーに関してはいずれやる予定。