◎朝起きてすぐ再度「ラムネ温泉」へ。朝は6時から7時まで入浴可能。早朝とはいえすでに先客がいる。7時まで入って宿に戻り、宿の朝食の時間の8時半までだらだらと朝のニュースなどを見て過ごす。8時半より宿の朝食。700円ということで、実は温泉宿の典型的な朝ご飯がでるのだろうとあまり期待していなかったのだが、反して大変美味しい朝食が提供されうれしくなる。
◎長湯温泉から黒川温泉へは、贅沢なようだがタクシーで移動することにする。理由は後述する。が、タクシーが12時にならないと戻ってこないということなので、10時にホテルをチェックアウトし荷物を預け、御前湯で時間をつぶす。
さてタクシーで移動する理由だが、これはバスでJR豊後竹田駅に行き、そこからJR阿蘇駅まで行きバスで黒川温泉に到着するルートだと、1人交通費が2370円(590+720+960円)かかり、移動時間は4時間程度(スムーズにいって)かかるはずだからだ。
実際、タクシーで6800円、40分で黒川温泉に到着することができた。途中、久住高原を通過するので、景色を楽しむことができる。
一点、長湯温泉はタクシーの台数がないので、タクシーで移動するなら前日には予約しておくことをお勧めする。
◎黒川温泉の宿は「わかば」。
チェックインし、まずは近所で昼食をとり、温泉巡りへ。まず翌日の博多までのバスチケット購入と温泉手形を購入しに、旅館組合事務所(風の舎)へ出向く。
黒川から博多までのバスは、この段階では直通高速バスが運行されていないので、ローカルバスを乗り継ぐことになったが、3月から直通高速バスが運行されている。直通高速バスであれば福岡空港との間は2時間ちょっとということになる。バスチケット代は3000円。温泉手形は3ヵ所で入浴でき1200円。
◎温泉手形で「のし湯」、「優彩」、「やまびこ旅館」と入る。この中では露天が野趣に富んでいる「のし湯」が印象に残った。あと「わかば」に入っているわけだが、この4つの中では「わかば」の湯が一番よかった。この日は数えてみると長湯で2湯、黒川で4湯と計6湯入っていた。
◎黒川温泉は、各宿が協定を結んでいるようで、温泉地として統一感があるところが素晴らしいと思う。反面、狭いエリアに集中しているので道の狭さなど、観光客が倍増したら色々行き詰まりそうというのが素直な感想。
◎夕食は囲炉裏端でいただく。宿泊代金が今回の旅行中一番出しているだけあって、食事は美味しく色々でて楽しめた。地ビール「湯上り美人」をいただく。
旅館 わかば
http://www.ryokanwakaba.com/