4/2 甘酒

  • 投稿日:
  • by

◎カレンダーによると、今日は三月(さんぐゎち)ウマチー。旧暦3月15日に行われる麦の収穫を祝う祭らしい。

◎先日、購入した米麹で、季節外れだが甘酒をつくる。

市販の麹 200g
ご飯 大盛り1膳 150g
お湯(60度程度) 800cc

上記3点をまぜ、ご飯はある程度つぶす。50度をキープするために保温水筒に入れ放置。12時間たったものは、ほのかに甘く確かに甘酒。もう少し甘味が欲しいので、糖化を進めるために保温水筒から鍋に空け50度に加熱し、再度、保温水筒に戻し12時間放置。
保温水筒よりグラスに移し飲んでみると、ブドウ糖ならではのあっさりとした甘味。一応、甘酒は完成。
昔はこのブドウ糖により夏バテ防止に飲まれたらしい。
しかし、これはいい気になってウマイ、ウマイと飲んでいると、お粥を飲んでいるようなものだから太るな。日本酒が太るというのもうなずける。

DSC00426.jpg

昔話

小学生のときに、どこかの家で麹からの甘酒をご馳走になり、それは忘れられない味となった。
それが何と言う飲み物かはしらず、甘くてブツブツしたものが入ったものと覚えていた。人に聞くと、それは甘酒だと教えてもらい、さっそく母親に「甘酒」をリクエストした。
しかし母親が作ってくれたものは酒粕からのそれで、子供でも何か違うことはわかった。とはいえ、これが「甘酒」であると母親に言われれば、甘酒には酒粕と麹から作られた2種類があることなど知らない小学生には反論する知恵などなかった…
あの甘酒を浴びるほど飲みたいという子供のときの願望がようやくかなったなぁ。しかし、こうして文章として書くと余りに小さい願望でちと泣けてくるな>自分

◎夜、先日仕入れてきたT子さんの島ラッキョウを漬ける。このT子さんの島ラッキョウは他の生産者のものをしのいで一番立派だったやつ。ひとつはこれまでの甘酢、もうひとつはピクルス仕立。