◎電池切れとなっていた古いG-Shockの電池交換をする。一般にOld G-Shockと呼ばれる初期モデルDW-5000などでは、電池にCR2320が使われている。
ところが、この電池は数年前に国内メーカーでは生産中止となっている。
電池は、生産中止の話を聞いてストックしておいたものを使用したが、パッケージ記載の使用推奨期限は2007年11月と、こちらも年代物。一応、テスターでチェックしたところOK。
作業を進め、CR2320を使う[240]系とCR2016を使う[901]系モジュールの電池収納部を見比べると、電池周囲のスペーサーの厚さが違うだけのようだ。
また[240]系は、1983年の発売から考え30年近い年月が経っているため、電池収納部のスペーサーが完全にへたって伸びてしまって、取り出してしまうと、薄いこともあって、きれいに電池と一緒に収めるのが難しい。
そのため、今後のこともあるのでDW-5200 1つをCR2016化してみる。
CR2016は2個105円で入手できるポピュラーな電池なので、こちらが使えるメリットは大きい。
ちなみにCR2320とCR2016の違いはサイズ。幅23mmと20mm、厚さ20mmと16mmと違っている。
今回、厚さは泣くとして、幅をあわせるスペーサーとしてOリング(22×1.1mm)を使用。前から入っていたゴム製スペーサーは除去した。
細部までのオリジナルにこだわらないなら、この方法はお勧め。
(上部写真の12時にACが見える)