◎自動巻き時計用のワインディングマシン(リワインダー)が故障したので修理。
先代が故障し2009年6月に、この二代目を購入しているから、2年と少しはもったことになる。
Amazonで3000円程度で売っているから、修理して駄目なら購入というパターンだな。先代同様、故障の原因はプーリー用ベルトだと思うので、まずは分解する。手順はこんな感じ。
1.表のカバーを外す。カバー側が棒、本体が穴で、差し込まれているだけ。ドライバを入れてこじると外れてくる。
2.時計が回るユニット部分の中心にあるシールをはがす。ネジがあるので外す。
3.周辺のネジ達を外す。
4.モーター部分のユニットが取り外せるようになる。基板が当たるので少し回した位置で抜く。配線がついているので注意が必要。
おまけ 底は、こんな感じで押し込まれているだけ。ただ修理の際、底は外す必要はない。
で、見るとプーリーに何もなし。ケースの中を見ると切れた黒の角状の輪ゴム(外径30mm、線径1mm)が落ちていた。またもやというか予想通りプーリー用ベルトの不具合。
この二代目「信頼のマブチモータ使用」といって、今でもネット上で売られているのだが、このベルトの品質を何とかしろよという感じ。
ひとつ感心したのは、先代に比べると回路周りは配線コネクタが採用され、意外ときちんとした作りだったこと。
前に修理に使った「バンコード丸ベルト」が残っていたので、プーリー用ベルトを製作するが、テンションがあわないのか動かない。
融着にハンダごてを使うので、再度やり直すのがだるくなり、とりあえず適当な輪ゴムを入れてみたら動いたので、組み直して一旦修理終了。
一旦と書いたのは、過去、輪ゴムだと3ヵ月ぐらいで粘りが出てきて駄目になり、それで「バンコード丸ベルト」を買った経緯がある。まあ、そうなってから再度製作するか...。
追記:
千石電商でゴムベルト(角)が入手できることを知る。東京に出たとき行くかな。
追記:
2011/11/5 ヤフオクでゴムベルトを入手し修理。