◎前日よりの続き。とりあえずメタルホースを水栓より取り外してみる。うまく分解できないようだと、部品を取り寄せても、自力で交換できないと意味がない。やらしいことにメーカーのサポートページでは「お客様自身での交換はできません」などと素敵なことが書いてある。
洗面台下に潜り込み作業するが、いまいち力が入らない。無理な姿勢でやっても疲れるので、水栓を止めているボルトを緩めて外し、水栓を引き抜いて作業継続。写真の矢印の箇所に工具をかけ緩め外す。
メタルホースの途中に入っているストッパーを外せば、無事メタルホースを吐水側より取り外すことに成功。
あわせて水栓からメタルホースに行っていたホースを洗面台の中に出したので、応急処置だが水が使えるようになる。
メタルホースの中にベージュっぽいホースが入っていて、一端に銅製の金具が取り付けられている(もう一端も吐水側に差し込まれている)。水漏れチェックで盛大に水が出ていた場所だ。
ホースを見ればその金具の差し込み部分で見事にヒビが入り金具が外れている。そのホースを引き抜き、水を張った洗面台で息を吹き込んでみる(要は自転車のパンク修理時のチェック)。すると他の部分は問題ないことが分かる。
ちなみに、この構造だと自己融着テープをメタルホース側に巻いても、水漏れは止まらないことになる。
メタルホースから独立して内側のホースが取り出せるなら、メタルホース全てを交換しなくても、この内側のホースだけ交換すればいいんじゃないの? 同じホースは品番が分からないので用意できないが、一般的な温水チューブで代用はできそうだ......。
などと考えていたら、現状5mmほど内側のホースは短くなるが、他にピンホールはなかったし、そのまま使えるのでは?という考えが出てくる。
そこで駄目元でホースを戻してみる。何の問題もなく内側のホースが反対側より無事引き出せた。ということでそのまま組み立て。無事水漏れは収まる。今回内側のホースの切れが端だけだったので、結局、修理代はかからずにすむ。