5/1 大型帆布トートバッグの作り方

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◎東京に出かけた際に帆布を買ってきたので、前から考えていた図書館に行くときのトートバッグを製作してみる。
今回、極力布は縫わず切らず、接着剤(スーパーX)を使って簡単に型紙無しで製作してみる。基本、接着剤で製作し使っていて壊れた段階で縫うか補強すればいいというスタンス。

以下、作り方。

材料:
帆布 8号 ユザワヤで92cm幅のものの1m買いで950円。それにクーポン3割引適用で665円。64cm使用で425円
PPテープ 1.6mm厚×30mm幅 価格 145(円) x 4(m) = 580(円) (厳密に3.4mだと493円だがメーター売りで10cm単位無し)
プラカクカン30mm クロ 価格 28(円) x 4(個) = 112(円)
プラDカン 20mm クロ 価格 25(円) x 2(個) = 50(円)
プラDカン 15mm クロ 価格 20(円) x 1(個) = 20(円)

金額的には、この他、接着剤(スーパーX) 2本(約600円)や手持ちパーツを使ったが総額で約2000円弱という感じ。この値段で市販品を探せばありそうで、なかなか微妙な金額。
接着剤はスーパーXでなく、用途に革、布が明記されているボンドで十分だが、スーパーXは無溶剤なので臭くないのが利点。

今回、持ち手をスマートに処理したかったので、PPテープを使用したが、帆布の値段を超えているorz。縫いの作業代と割り切るしかない。これがぐるりとバッグ本体の上から下まで覆うから強度的には不足はないだろう。またカクカンを入れて、将来の持ち手交換に対応。

作業での基礎知識:
帆布のほつれ止めは木工用ボンドを塗る。
PPテープのほつれ止めはライターを使い炙る。

手順:
簡単な設計図のイメージ。ちなみにこの図はいい加減なので型紙などにはならない。

トートバッグ.jpg

生地を64cmで裁断。92cm*64cmの生地となる。
この64cm側を横。92cm側を2つに折り、縦というイメージ。

PPテープはバッグ本体で100cm×2、持ち手で70cm×2使用。全部で340cm。

設計図に従いアイロンがけ(折り返し、PPテープ、マチを出すための折り紙のため必要)。
バッグ本体の開口側を3cm×2回折り返し接着。紙が挿してあるのはプラDカン(15mm)をナイロンテープ(15mm)でつける箇所。

IMG_4644.jpg

プラDカン(15mm)をナイロンテープ(15mm)に通したものをバッグ内部に接着。
バッグ本体にPPテープを張る。
カクカンを入れPPテープを留める。
バッグ本体の左右の脇で内側に2cm入ったところで、1)マチの直前となる部分と2)開口部3cmの折り返しの下を適宜縫う。
バッグ本体の左右の脇を2cm幅で接着。
接着待ちの間に、持ち手用革ハンドルを作成し取り付けた。

IMG_4649.jpg

マチ12cm×2として、出来た3角形の耳を接着する。この辺は折り紙と同じ。以下折るためのアイロンがけ。

IMG_4650.jpg

完成した持ち手をカクカンに通し接着。

IMG_4653.jpg

一応、この時点でバッグとしてはほぼ完成。通常の本20冊程度なら余裕の大きさ。

あとは補強とお化粧ということで、縁(3cm×2回折り返しが外で合わさる部分)に革を貼る。あわせて縁(3cm×2回折り返しが内で合わさる部分)にも革+プラDカン 20mmを入れる。
革を使った部分にカシメを打つか迷うが、当初のポリシーに従い、当面打たず壊れたとき考えることにする。