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4/10 時計ベルト(革)習作

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◎前日、皮ハギレが入手できたので、懲りずに(笑)ボストーク用時計ベルト 革バージョンの自作にチャレンジする。

まずはボロボロの革の時計ベルトをばらして、構造研究。
続いて手持ちの時計ベルトから型紙作成。今回、芯にはPPテープの12mmを入れてみる。
型紙からパーツを切り出し、それを接着していけば、一応完成となるが、やはり革ベルトとなると、きちんと縫うかと思う。

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手持ちの工具を見ると、あるのは菱目打ちが4番手の2.5mm 1本、それと縫い糸が麻糸の白。時計ベルトだと縫いは1.5mmで仕上げたいところ。それと黒の皮に白糸だと結構目立つ。

とはいえ、今回は習作でしかないので、仕上がり云々はパスし、菱目打ちを打ち、縫う。ただ芯をまっすぐ貼っていなかったため、つられて菱目が微妙に曲がる(涙)。救いは通常サルカンが被る部分であったこと。
その時点で完成時がイメージ出来、やる気がうせるが、気を取り直し黙々と縫う。最後にトコノールでコバを磨く。

まあ、何というか縫い目の甘さでクールさに欠ける手作り感満載の仕上がりで無骨な感じ。この無骨さをみると縫いのピッチ2.5mmもありかなと思う。今回は駄目駄目だったが、とりあえず達成感だけは残った。リベンジ予定。

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◎手持ちのロシア製軍用ウォッチ「ボストーク」用に時計ベルトを作ってみる。この時計にNATOベルトのカーキグリーンとか付けてはいかんよな。
ナイロンベルト1本だけだと、どうも重厚感がないというかペラペラなので、ベースは18mmのナイロンベルトを折り二重にして使い、要所に皮を使ってみる。縫いは基本無しで、接着多用。
出来上がってみると、皮を使った場合もう少し丁寧に仕事をしないといけないな。

時計ベルトサイズメモ:
標準サイズ 70 113
ロングサイズ 80 128
小さいサイズが尾錠側。

4/6 NIKE用時計ベルト試作

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◎NIKE(ナイキ)の腕時計は、ベルトが切れて交換となると、相当高額という噂を聞く。
時計ベルトとしては、ちょっと変わっているので、一度自作してみようと思っていたので、今回ナイロンベルトで試作してみる。ちなみに、これはバネ棒でベルトを留めているタイプでの話。

ナイキの時計ベルトの特徴は、時計との接続部で3/20傾けられているところ。
この3/20とは、20mmのベルト幅で左右で3mm高さが違っているという意味。
普通の時計ベルトにこんな傾きはないので、当然、使えない訳。

仕組みがわかると、あとデータとして必要なのは、バネ棒を押さえるところが14mmということぐらい。ケース裏に出るベロ部分はより小さくなっているが、14mmのままで問題ない。

色々試行錯誤し試作1号完成。こうして形になると、色々反省すべき点、改良点が見えてくる。

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4/4 自作時計ベルト 2種

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◎前にTimexのデジタル時計「Reef Gear」をジャンク扱いで落札したのだが、付属のFastwrapタイプのベルトがボロボロだったので。ナイロンベルト(PPテープ)でウェンガータイプ(上)とFastwrapタイプ(下)と2種類の時計ベルトを自作してみる。

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どちらもベルクロで留める点は同じだが、製作に関しては、当初の予想に反してウェンガータイプのほうが楽。Fastwrapタイプは通しベルト1本で簡単そうだが、バネ棒押さえ部分など、ほんの少し難易度高め。
今回製作したウェンガータイプは、ベルト長さ調整は無しで作ってみたが、本来のウェンガータイプはベルト長さ調整と留めという機能が上下で分かれている。対してFastwrapは全てを1本で処理しようとするため少々洗練さに欠けるように感じる。
同じようなアプローチのベルトでも機能性が違ってくるのは面白い。

3/20 NATOストラップ 自作1

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◎先日、幅18mm(1.3mm厚)のリプロンテープ(PPテープ)が入手できたので、NATOストラップ(NATOタイプストラップ)と呼ばれる時計ベルトを製作してみる。

一番簡単なのは、このリプロンテープの一端に尾錠を着け、あとは適宜穴を開ければ、引き通しタイプの完成だが、あまりにも簡単すぎて製作意欲に欠けるのでパス。
それと引き通しタイプはNATOストラップに比べ、時計の脱落の可能性など機能的に見劣りするに思える。

まずは、ちょっとだけ難しいNATOストラップもどきを作ってみる(きちんとしたものは自作2で紹介)。
NATOストラップを作るには、必要なパーツはこんな感じ。
テープ
尾錠
カクカン(もしくは小判カン) 3個

今回、尾錠は切れた時計ベルトのものを流用。カクカンは金属パーツは用いず、ベルト生地を用いてみる。自作2で金属性カクカンを使ったものを作成する予定。

カクカンはベルトを留めるために使われているだけなので、別に金属である必要はない。例えばJ.Crew製のものだと、ベルトはデニム生地で、カクカン部分は金属でなく、ベルトと同じデニム生地が使われている。

まずはカクカン部分用にベルト生地で2つ小さなループを作る(完成時、ベルトが通る空きが必要)。
あとはベルト本体の尾錠を入れる部分を決め、一端にループを留め、もうひとつのループは尾錠側に配置し、あとは接着して作業は終了。
ベルト穴は汎用品ではないので、極端な話ひとつ開けておけばOK。まあ、この辺はお好みで!

完成したものを見てみると、カクカン部分は18mmテープより、10mmテープを使ったほうがバランス的には、よかったかなと思わないでもないが、18mmテープだけで出来るため簡素にすむ。

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◎ネットショップでリプロンテープ(PPテープ)の1.6mm厚の取り扱いを発見。過去、時計ベルト用に使っていたリプロンテープはほとんど1.2mm厚。
厚いもの=ヘビーな使用に耐えるというイメージで頼んでみる。
あわせて幅18mm(1.3mm厚)ものとプラパーツも注文しておく。
パーツがそろったので、これまでのデータを参考にウェンガー WENGER風時計ベルトの三度の自作。

5/23 ウェンガー風時計ベルト 自作
http://kkato.sakura.ne.jp/2011/05/523-4.html
6/14 ウェンガー風時計ベルト 自作2
http://kkato.sakura.ne.jp/2011/06/6142.html

さすがに三度目となるとサクッと作業は終わる。見比べると織の違いが分かる(上が1.6mm厚)。テープは1.6mm厚だとかなりごつい感じで、ここまで厚くなくても1.2mm厚でも十分かな。
今回プラパーツが前回の半値で入手できたので、トータルでかなり安くなった。1本当たりの材料費は158円プラスアルファという感じ。